体験レポート

スヌーズレン・ホワイトルーム体験

2012/07.13~27

世田谷区子育て支援拠点「おでかけひろば@あみーご」2階に
スヌーズレン・ホワイトルームを設置し、体験会を行いました。

今回は、主に未就学児のお子さんとその保護者を対象とした「親子体験」、一般の方を対象とした「一般体験」、
10歳以下の障碍のあるお子さんとその保護者を対象とした「障碍のあるお子さんのスヌーズレン」、
スヌーズレンの基礎と考え方について学ぶ講座「スヌーズレン基礎講座」を開催し、
のべ100名の方に体験・ご参加いただきました。


親子体験では、親子で静かな時空間を体験することでリラックスしてもらうことを目的として
セッティングを行い、お子さんと自由にスヌーズレンの時空間を楽しんでいただきました。
心地よかったのか、うとうと眠ってしまったお母さんもたくさんいらっしゃったのが印象的でした。

【お子さんの様子やお母さんご自身の気持ちの変化で、気づいたことや感じたこと】

初めての場所は苦手で癇癪を起こすが、とても楽しく遊んでいてびっくりしました (2歳3ヶ月男児)
私自身も癒されリラックスしていたので、子どもも穏やかにしていた (1歳9ヶ月 男児)
いつも以上にご機嫌だった。自分自身も思いの他、光に癒されることがわかって新鮮でした!(1歳9ヶ月女児)
子どもと一緒に寝っ転がってゆったりできた (3歳2ヶ月 女児)
私も子どももリラックスして気持ちよくて眠ってしまった (1歳女児)


(クリックすると体験のご様子がごらんいただけます。)



ズヌーズレンルームの体験とアロマトリートメントを通じて、ご自宅・学校等でお子さんに行っていたただける
アロマトリートメントを利用したワークショップを行いました。
お母様の他、特別支援学校の先生もご参加くださいました。

【体験後の感想】

「夢の世界だね」と子どもが言っていました (母親)
オイルについてもう少し知りたいと思いました (特別支援学校教諭)
子どもたちに少しでも良いものを探したくてきました。本校でルームを用意することは難しいのですが、
 小さなスペースでもリラックスできる時間を持っていきたいと思います (特別支援学校教諭)


(クリックすると体験のご様子がごらんいただけます。)



「スヌーズレン」って何??もっとスヌーズレンについて知りたい!
という方を対象にスヌーズレンルームを体験しながら、その基礎と考え方について学ぶ講座を開催し、
知的障がい者施設職員さん、療法士さん、保育士さん、お医者さん、建築関係の方などが
ご参加くださいました。

スヌーズレンルームはあるのだけれど、担当者が不在になってしまい“使い方がよく分からない”
という施設職員の方が「分からなかったことがはっきりした!」というご感想をいただいたり、
これまで「スヌーズレン」を聞いたことのなかった方からも導入を検討したいという感想をいただきました。

Relax’Creation projectでは今後もスヌーズレンの有効活用や海外の情報を収集し、発信していきます。


被災地(岩手県)における移動スヌーズレン車巡回

2011/07.15~18

2011年3月11日に起きた東日本大震災。
「子どもたちの心のケアが必要」「眠れない方がいる」という情報をニュースで耳にする度
Relax’Creation projectとしても何か被災地の方たちに届けられるものはないだろうかという思いから
リラックスしやすい雰囲気のホワイトルームに似せた空間をハイエースに再現し、
岩手県釜石市の仮設住宅を移動スヌーズレン車で巡回しました。

日光や車の振動等、極力車中にある感覚刺激グッズ以外の刺激は排除するよう心がけ、
思い思いに過ごしていただきました。

この時は3日間を通して、老若男女、障害の有無を問わず、21組43名の方が
スヌーズレンルームを体験されました。

中のおもちゃで遊んだ  20名の子ども+保護者9名
仮眠をとられた方    5名
ハンドマッサージを受けた方  5名
ゆったりすごされた方 3名
その他 1名

子どもは保護者やスタッフとスヌーズレングッズの光・音・振動を楽しむ子が多く、
大人同士でいらした方は、うとうと仮眠をとられた方が多い結果となりました。

海外でスヌーズレンルームは、戦争体験をしフラッシュバックが起きる子どもたちへの活用もされています。
「震災後、よく眠れない」「子どもが夜泣きするようになって周囲の人に迷惑がかかるのではないかと不安」と
お話してくださった方がいらっしゃったこと、仮設住宅の場所によっては一歩外に出ると被害を受けた街並みが
広がり子どもたちが遊べる空間が全くない現状を目の当たりにしたことから、被災した地域に常設のスヌーズレ
ンルームを作りたいと強く感じました。

※ この活動はNHKボランティアネットにも掲載されています。


親子でスヌーズレンルーム体験

2011/02.6

2011年2/6(日)、福祉機器輸入会社(有)コス・インターナショナル全面支援のもと、
スヌーズレンルームを再現し、8組の親子に部屋を体験してもらいました。


外界からの雑多な刺激を遮断したスヌーズレンルームには
光、色、音楽、香り、ウォーターベットなどの触覚素材が
用意されており、利用者が自発的に動けるよう安全に整備
されています。
また、緊張しがちな障害者の筋肉が緩むような工夫、視力
が弱い人が光を感じられる工夫などが施されており、健常
者にとっても心地のよい環境です。

今回、体験の様子にはもちろん個人差があったものの、保護者へのアンケートでは
日常と違った反応が感じられる結果が多いものとなりました。

初めての場所には緊張してしまうのだが、すぐに慣れた様子だった(6か月女児)
いつもより活発に動いている様子だった(1歳男児)
最近は身体が緊張して肩こりの子もいるので、とても良いと思った(2歳女児)
体験から帰った後、いつもよりぐっすり眠れたようだった(1歳男児)
すごく気に入った様子でなかなか帰ろうとしなかった(4歳自閉症男児)
家で過ごす時と同じようにリラックスした表情になっていた(4歳ダウン症男児)
人前でだらっとした姿はできないと思っていたが、とてもリラックスできた(母親)

また、スウェーデン・マルメ市が運営する「SAFIREN」では、1つの絵を描き上げるグループがパートナーシップを深めるために、このスヌーズレンルームに入室したりするなどの活用もしています。
こういったスヌーズレンルームの特性から、この部屋を

  • ならし保育・一時保育に利用する
  • 重い病気や障害がある子が自発的に動ける空間にする
  • 親子で入室してリラックスする
  • 気になる子が落ち着いて遊べる空間にする
  • 地域の人たちに開放する

という目的で環境設定を行い、子どもが、保育士・親・仲間・地域の方とのコミュニケーションを深める
時空間として有効的に活用できる方法を探求していきたいと考えています。